日本アスペン研究所は、創立10周年記念事業として2008年度より開催している高校生を対象とした「アスペン・ジュニア・セミナー」を、2010年度に引き続き、2011年度も開催いたします。 この度、今年度の開催概要が決定いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。
学校の勉強は正解を記憶することが中心だけれど、このセミナーで「深く考えるということはどのようなこと」かが少し解った。
自分の意見でその場の雰囲気が変わるし、人の意見を聴くと理解も深まる。セミナーを通じて対話の面白さを経験した。
同じ世代で人生を真剣に考えている人がいて救われた。 古典は難しい、けれど少し面白い。同じ仲間で是非もう一度集まって勉強したい。
2011年度の開催に際し、協賛広告ならびに会場提供をいただいた協賛企業・団体に心より感謝しております。
「アスペン・ジュニア・セミナー」は、若く多感な学生のときにこそ古典や哲学書に触れ、本を読む大切さと対話の重要性を少しでも多くの高校生に体験してもらうこと、また同時に、対話を通じて、「より善く生きるとは」「何のために学び、働くのか」等の人生にとって重要な課題について考えていただくことを目的としています。日本アスペン研究所では、このセミナーを当研究所の社会貢献活動として位置づけており、参加費無料で開催しています。
記
2011年度「アスペン・ジュニア・セミナー」開催概要
- 開催日程
- 参加生徒:約50名の高校2年生(今年度は1都3県の17校から参加者ほかを予定) 参加予定高校(1都3県の高校、50音順、*は今年度より参加予定)
- セミナー会場 六本木または丸の内のセミナールーム
- 企画委員 本間 長世先生(東京大学名誉教授、当研究所 副理事長)
- 講師 村上 陽一郎先生(東洋英和女子学院大学 学長、当研究所 副理事長)
- テキスト 『アンティゴネー』(ソポクレース)などのように人間の生きて行く意味や生き方を問うもので、深く考えるヒントが豊富な文献を6冊選択し、使用します。
Day 1 | 2011年11月27日(日) | 13時〜18時20分 |
Day 2 | 2011年12月23日(金・祝) | 13時30分〜18時 |
Day 3 | 2012年1月29日(日) | 13時〜18時30分 |
市川学園高等学校*、開智学園高等学校*、学習院女子高等科、神奈川県立湘南高校、慶応義塾湘南藤沢高等部、慶応義塾女子高等学校、埼玉県立浦和高校、埼玉県立浦和第一女子高等学校*、千葉県立東葛飾高校、中央大学付属高校、東京都立桜修館中等教育学校*、東京都立新宿高等学校*、東京都立日比谷高校、明治大学付属明治高等学校、立教池袋高等学校、早稲田学院高等学校ほかを予定
(セミナーでは、各校からの参加者を3グループに編成し、テキストをもとに対話を行います。)
※ 本セミナーに参加する高校生は、当研究所が依頼した高校を通して応募された各校若干名の生徒、および、当研究所の個人会員(正会員、賛助会員、アスペン・フェローズ会員)の子弟に限らせていただいております。
今道 友信先生(東京大学名誉教授、当研究所 特別顧問)
猪木 武徳先生(国際日本文化研究所センター 所長、当研究所 理事)
関根 清三先生(東京大学大学院 教授、当研究所 諮問委員)
他、大学の教授および社会人
以上
「アスペン・ジュニア・セミナー」につきましては、セミナー概要もご覧ください。
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