2011年6月10日、日本アスペン研究所の第2回定時社員総会を開催いたしました。
冒頭、当研究所理事長の小林陽太郎より、2010年度も厳しい経済環境が続くなか、皆様のご支援により、計画していた各セミナーや懇話会など、関連する活動を予定通り実施できたことについて、御礼を申し上げました。
事務局からは2010年度事業活動のトピックスとして、ベルリッツ・コーポレーションと当研究所との協業による第1回「アスペン/ベルリッツ グローバル・リーダーシップ・セミナー」が成功裏に終え、2011年度も継続して開催予定であること。さらに開催から3年目を迎えた「アスペン・ジュニア・セミナー」について、参加校が7校から11校へ拡大し、これに伴い2クラスから3クラス同時開催へと拡大したことなどを報告いたしました。
一方、2011年度については、東日本大震災後の経済の冷え込みにもかかわらず、特にマネージャーを対象にした「ヤング・エグゼクティブ・セミナー」への参加申込が順調で、昨年以上に増加しており、不安感や不安定さが増すなか、改めて足元を見つめ直すことが求められているように思われる旨、報告いたしました。
ジュニア・セミナーの主幹をされている村上陽一郎副理事長からは、「2011年度は参加校を17校前後に増加させたい」との考えが示されました。
また、本間長世副理事長からは、「2011年度はセミナーの質をさらに高めるためのモデレーションの研究や育成について継続して検討、実施していくとともに、セミナーにおいて『オープン・カフェ』といった自由な形式の対話や、古典を基礎としつつも、現実とのかかわりを含めた対話の場も設けていきたい」との意向が述べられました。
最後に2010年度決算および役員の再任(重任)など、全ての審議事項について、承認をいただき、閉会いたしました。
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