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セミナー短信
~2014年秋季エグゼクティブ・セミナーを奈良で開催~

9月12日(金)~17日(水)に、2014年秋季エグゼクティブ・セミナーを奈良県奈良市で開催しました。

 モデレーター村上陽一郎先生(東京大学名誉教授)、渋谷治美先生(埼玉大学名誉教授)の進行のもと、リソースパーソンとして猪木武徳先生(青山学院大学大学院特任教授)、中村桂子先生(JT生命誌研究館館長)、堂目卓生先生(大阪大学教授)、瀧一郎先生(大阪教育大学教授)に加わっていただき、企業やNGOから参加された皆様がテキストについてじっくりと対話を重ねました。

懇話会の様子
懇話会の様子

 対話のセッションに加え、セミナー第2日目午後に小説家・評論家の水村美苗氏をお招きし「日本語と日本文学と漱石」と題して懇話会を行いました。セミナー第3日目午後のバスツアーは、奈良県にご協力いただき、興福寺と春日大社を拝観。興福寺森谷英俊執事長、春日大社岡本彰夫権宮司のお話は、セッションの対話や講師の先生方のお話とも相まって多くの参加者にとり感銘深いものとなりました。セミナー第4日目夕方の文化プログラムは天理大学雅楽部の学生が演じる雅楽を鑑賞しました。

天理大学雅楽部による管弦、謡物、舞楽を鑑賞
天理大学雅楽部による管弦、謡物、舞楽を鑑賞

 今回のセミナーの参加者からは、「古典を読むことと、多くの方々の考え方に触れることで、自分の考えや理解が深まっていくことを体験できた。」、「物事の真理を読み取ることの重要性と、考え方に対する多様性を受け入れることで、また新しい発見があることに気付いた。」などの感想が寄せられました。

 1998年2月に始まったエグゼクティブ・セミナーは今回第50回目を迎え、記念すべきセミナーとなりました。「自然・生命」のセッションにリソースパーソンとして加わっていただいた中村桂子先生には50回皆勤いただき、初回からエグゼクティブ・セミナーを支えてくださっています。

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