第5回定時社員総会を開催

2014年6月6日、当研究所の第5回定時社員総会を開催しました。
冒頭、議長を務めた村上陽一郎副理事長より、「2013年度は日本アスペン研究所15周年という特別な年でした。楽観はできない経済環境下にもかかわらず、皆様の多大なご支援により創立15周年行事や事業、年度初めに計画した各セミナーや関連の活動を予定通り実施することができました。」と、御礼を申し上げました。

2013年度の事業活動のトピックスとして事務局から以下をご報告いたしました。

セミナー

「エグゼクティブ・セミナー」は、村上先生を関根先生、渋谷先生を中心としたセッション運営で、変わらぬ高い評価をいただきました。また「ヤング･エグゼクティブ・セミナー」は、2013年度も好評で参加者数が前年度から2割増え、より多くの方々にご参加いただけたこと、高校2年生を対象にした「アスペン・ジュニアセミナー」も予定通り終了したことなどをご報告いたしました。

15周年記念行事・事業

15周年記念行事

• 昨年10月に海外アスペン幹部約30名が参加し「アスペン国際会議」を開催。
• 企業・団体幹部140名に参加いただき、「企業活動とヒューマニティ　－決断の根拠を求めて-」をテーマに記念シンポジウムを開催。

これらの行事を通じ、当研究所の活動に対する理解を深めていただくことができました。

15周年記念事業

• 記念事業として、現代が直面するさまざまな課題をどう考えるか、古典との対話も交えその拠り所を求める新セミナー「科学・技術とヒューマニティ」の企画と開催。（開催は2014年5月30日～6月1日）
• 各地域でリベラル・アーツを展開することを目的に「高校生のためのアスペン古典セミナー」の第一回を埼玉県で開催。モデレーター(進行役)を埼玉県の高校の教諭にもお願いして実施。その結果、非常に高い評価を得、2014年度も埼玉県と共催で開催することに決定。

2013年度決算についてのご承認に続き、新理事長に北山禎介氏（三井住友銀行取締役会長）を満場一致で選任しました。
小林陽太郎理事長から退任にあたり「理事長として16年間にわたり、多くの方々からいただいたご支援に対して感謝する」との意を表されました。
最後に小林理事長の名誉会長就任を承認し、閉会いたしました。