セミナー短信
~アスペン・ベルリッツ グローバル・リーダーシップセミナーを香川県ベネッセアートサイト直島で開催~
11月26日(水)~29日(土)に、2014年アスペン・ベルリッツ グローバル・リーダーシップセミナーを香川県ベネッセアートサイト直島で開催しました。
このセミナーはベルリッツ・ジャパン株式会社と毎年この時期に共催し、今年で5回目の開催となります。
セッションの様子
今回は、モデレーター瀧一郎先生(大阪教育大学教授)、井上理一先生(有限会社イノウエリンク代表取締役社長)の進行のもと、リソースパーソンとして渋谷治美先生(埼玉大学名誉教授)に加わっていただき、様々な企業から参加した15名の皆様がテキストについて活発な対話を重ねました。
セミナー初日のグローバル・リーダーとの対話には当研究所の行天豊雄副理事長(公益財団法人国際通貨研究所理事長)が、グローバリゼーションが世界にもたらした変化、その中で国家・企業・個人はどうあるべきかについて講演をしました。その後、参加者の皆様との交流の時間では、行天副理事長が自身の海外生活の経験を踏まえた率直な考えなども語り、和やかな雰囲気の中での対話となりました。
直島アート体感プログラムに参加
4つの対話のセッションに加え、セミナー第3日目午後に直島アート体感プログラムを実施しました。体感プログラムでは、島内の古民家を現代アート作品にした家プロジェクトや、作品と展示空間が一体となった地中美術館を鑑賞。その後、瀧先生による講話では「美の諸相と芸術」と題して、日常の中で美を感じ得ることの大切さをお話いただきました。
瀧先生による講話
今回のセミナーの参加者からは、日常を離れた環境で自らを振り返り、「本質を考え抜くことの大切さと、自分が何者であり、どうありたいのかといった価値観・軸を持つことの大切さに気付いた。」、「参加者との対話を通じて多様な視点を受け容れることの大切さを学んだ。」、「リーダーとして語るべきものとは何かということを改めて考える機会になった。」などの感想が寄せられました。
< 前の記事へ | 次の記事へ > |